精神疾患神戸市長田区の精神科訪問看護なら訪問看護ステーションルーナ

令和元年12月14日京都で行われた「地域で自分らしく暮らす〜山本昌知先生お話し会〜」にルーナから南、武石、名嘉が参加してきました。

入院中心の治療から地域での生活に移行するためにはなにが必要か。なぜ今それができていないのか。
たくさんたくさん自分自身と向き合う時間でした。

「人は繋がりの中に生きている」と先生が仰った時、訪問の場面で利用者さんが「孤独が自尊心を奪っていく」と呟いたことが思い出されました。患者さんと尽きるまで話をしてきた山本昌知先生だからこそ分かることなんだと思いました。
山本先生から往診を受けていた患者さんは、いっぱい安らぎをいただいたと想像します。

「聴く」のは「話す」より難しいと日々感じています。私たちが「聴いて」、「寄り添う」ことが出来ているかどうかを決めるのは利用者さんです。「一生懸命聞いたのに状態が良くならない」のは、専門職が「聞いたつもりになってる」から。

研修後、「結局最後は資格や肩書きじゃなく人間性じゃないか」とか、「ご本人が元気になるなら資格を持っただけの訪問看護師より親身な隣の家のおばちゃんの方が必要なんだ」とか、「してあげたい、なんて言葉が出てくる時点で横並びの関係じゃないだろ」とか、など語りながら美味しい食事を頂きました。

山本昌知先生のお話し、美味しいお食事など素晴らしい時間をありがとうございました。